カーフラッシュ
(BMWから)
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(2011年11月号)
<11月販売上向く>
11月新車販売は321.6千台(前月比14.6%増)と上向き、1−11月累計台数は3.28百万台(4.8%増)となった。これにより、2011年は前年記録を上回るものの目標の3.7百万台は達成出来ない可能性が高く、年末に向けてfeirãoなどによる各社の在庫を消化する動きが加速するとみられている。新車在庫は、10月の40日分から11月は35日分に減少した。AnfaveaのBelini会長は、融資規制緩和と輸入車を対象としたIPI増税が2012年販売に寄与するとした見方を示し、国内メーカーのシェアー拡大・部品メーカーの販売増加に言及した。Belini会長は更に、2020年新車市場を6百万台と予想し、国内市場の成長がブラジルを世界の3大生産国に導く可能性に言及。来年輸出は、競争力低下から今年を下回ると予想する。(OESP紙/Agência
Estado)
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●11月生産台数は274.5千台と前月比3.4%増加したものの、前年比は9.1%の落込みを示した。
●地域金属労働組合やメーカー各社の情報では、昨年に比べ一斉休暇期間を昨年に比べ延長する自動車メーカーや部品メーカーが増えている。クリチバのVWは37日間の長期従業員ストにも拘らず12月中旬から一斉休暇を実施する。 |
(2011年10月号)
<10月販売、前月比10%減>
10月の新車登録台数は280.6千台(前月比10%減、前年同月比7.5%減)と2月以来の低レベルとなり予想を下回った。1−10月累計は2.96百万台(前年比5.6%増)。輸入車に対するIPI増税措置発表(12月中旬へ実施を延期)や実働日が少なかったことも影響したが、レンタカー会社など企業向け直販が更なる落込みを食い止めた。Fenabraveデータでは、1−10月新車販売に占める直販のシェアーは2010年の27%から今年は33%へ増加。市場アナリストは、年末商戦の活発化などから今年の販売は3.7百万台に達し記録を更新すると予想する。輸入車販売は71千台と前月比低下したものの、シェアーは25.3%と昨年平均(18.8%)を上回った。10月末新車在庫は40日分の販売に相当する374.3千台に上昇した。(OESP/VE紙)
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<2011年輸出・国内販売・生産予想>
Anfaveaは、輸出予想を当初の485千台(3.4%減)から540千台(7.6%増)へ上方修正した。ラ米市場、特にアルゼンチンの需要が寄与。その他は当初予想を維持。国内販売台数3.69百万台(5%増)、生産台数3.42百万台(1.1%増)。 |
(2011年9月号)
<新車販売成長鈍化 貸出引締めで>
9月登録台数は311.6千台(前月比4.9%減、前年比1.5%増)と、金融機関の貸出引締めの影響が観測された。自動車ローンの不履行率拡大などを背景に、銀行は審査を強化する傾向にあり、今迄成長を牽引してきたCクラス所得層による新車購入が困難になっている(M.Santos社)。9月生産は、261.2千台(前月比19.7%減、前年比6.2%減)と落込み休暇などによる減産を反映した。在庫量はやや減少したものの、依然として36日分に達する。1−9月生産は2.6百万台(前年比3.3%増)となった。フレックス車のシェアーは81.6%と、輸入車流入を反映し昨年9月の86%に対し大きく縮小した。(OESP紙)
(2011年8月号)
<8月新車販売状況 生産調整の動き>
8月新車登録台数は 327.4千台(前年比4.7%増、前月比6.9%増)となった。生産量は325.3千台(前月比5.9%、前年比5.5%増)と記録を更新したが、生産ピッチは減速傾向にある。販売網が抱える乗用車・軽商用車在庫は平常(22日)を大きく上回る40日分に膨らみ経営への影響が懸念され始めている(Fenabrave)。一部労働者の休暇などで在庫調整を発表したGM、VW、Fordなどの減産に沿って部品メーカーも生産を調整している。地域金労組は、メーカーが市場を過剰評価した可能性を指摘する一方で輸入車流入の加速を懸念する。乗・軽商用車販売に占めるフレックス車のシェアーは、輸入車の勢いを受けて82.8%と前年(86.8%)を下回り下降傾向にある。1−8月販売は2.37百万台(8%増)となったが、
Anfavea
は今年の成長予想(5%)を維持。Belini会長は、先般の基準金利引下げを『中期的に国内市場を強化するポジチブな措置』としている。(OESP/VE紙)
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<高レベルの賃金調整>
ABC、Taubaté、São
Carlosの金属労働組合は、11年・12年の賃金調整(インフレ率プラス2.5%)に関し企業側と合意。今年は10%の調整以外にボーナスが支給される。ABC地域は、VW、Ford、M.Benz、Scania、Toyotaの労働者36千人が対象となる。パラナ州のRenaultは、インフレを上回る実質調整率(11年2.5%、12年3%、13年3.5%)+ボーナス支給で合意。ABCの合意は不充分とするS.J.Campos・Campinas地域労組は、より高レベルの調整率を要求する姿勢を示している。 |
(2011年7月号)
<1−7月新車販売>
7月新車登録台数は306.2千台(前月比0.6%増、前年比1.3%増)と同月では過去最多を記録し、1−7月新車登録台数は2.04百万台(前年比8.6%増)と、Anfavea予想(5%)を未だ上回っている状況にある。多くのメーカーがfeirõesを実施し魅力的な価格や金利などで販売を強化した。先般、GMのArdila南米CEOは、『事業者向け特別販売が成長を維持しており小売部門は停滞している』と発言。(OESP紙)
(2011年6月号)
<上期新車販売、10%増>
6月新車登録台数は304.4千台(前月比4.5%減、前年比15.8%増)を記録し、上期は前年比10%増の1.74百万台と過去最高となった。12月以降導入された貸出抑制措置は大衆車市場などに影響を与え不履行率の拡大を齎したが、上期新車市場は購買力上昇や安定雇用に支えられ勢いを維持した。Anef(アッセンブラー系銀行)のDécio
Carbonari会長は、購買力・雇用維持環境下にも拘らず予想を上回る不履行率の観測は貸出抑制の影響が考えられるとしている。メーカーの一部は、民間銀行貸出しの影響を受けやすい乗用車部門の成長鈍化を予想する一方で、トラック・バス需要は堅調に推移するとみている。ベンツはSBC工場に第3シフト導入に伴う950人の増員を発表した。Anfaveaは、今年の新車販売を3.7百万台(5%増)と予想。(OESP紙)
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●メーカー別販売では Fiatが依然としてトップを堅持。大手10社の中では、Renault(2.7%増)、Citroen(1%増)、Fiat
(0.6%増)を除く7社が前月比販売を落とした。
●6月新車生産:295.6千台(前月比2.8%減、前年比4.1%増)。輸出:36.6千台(前月比18.1%減、前年比10.9%減)1−6月は249.9千台と前年比3%増。 |
(2011年5月号)
<5月新車登録同月最多 政府措置影響も>
一日の平均登録台数が前月を下回り、政府消費抑制措置による自動車ローン金利引上げや返済期間の短縮の影響も観測されているが、5月新車登録台数は318.5千台(前月比10.1%増、前年同月比26.9%増)と同月では過去最多となった。1−5月累計は1.43百万台(前年比8.8%増)。CSM
WorldWide コンサルタント社のTrujillo氏は、4月に比べ実働日が多かったことと主に中国・韓国車の競合が販売価格を抑制している点を指摘した。氏は今年の新車販売をAnfaveaと同レベルの3.6百万台と予想する。利益分配金引上げの交渉を巡る労働者スト等にも拘らず、5月生産台数は303.5千台(前月比8.4%増、前年比2.1%増)となった。(VE/OESP紙)
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●VWの販売に約一ヶ月に上るパラナ工場のストの影響は販売量には観測されず。但し、パラナ工場で生産する Foxの販売ランキングは5位から6位に低下。一方で、人員削減に抗議して労働者がストに入ったホンダの販売は8.1千台と前月比シェアーを落とした。1−5月メーカー別販売ではFiatが首位を維持。
●Anfaveaは今年の予想を下方修正する可能性に言及。生産ピッチは今後横ばいを予想。消費抑制措置に加え、輸入車シェアーの拡大が背景にある。今年の販売は現時点で3.69百万台(前年比5%増)を予想。 |
(2011年4月号)
<新車市場 ローン取組みが慎重に>
4月新車登録台数は289.2千台(前月比5.5%減、前年同月比4.1%増)、1−4月累計は1,114.4千台(前年比4.6%増)となった。4月は3月に比べ実働日が少なかったことも影響したが、最後の金融税引き上げ後消費者の自動車ローン取組みが慎重になっている。今迄と異なり、相次ぐ抑制措置を受けて自動車ローン返済額の上昇が消費者の支払い能力に影響を与え始めていると見られている。自動車販売実績に未だ大きな変化はないが、販売予想を下方修正するメーカーも出ている他Fenabrave(自動車販売連合会)はトラックを含むすべてのセグメントにおいて成長が減速傾向にあるとして今年の販売予想を下方修正する可能性に言及した。Reze会長は、『政府は返済期間の短縮、頭金の引上げ、IOF税率引上げによって消費抑制と税収増加の2つの目的を達成した』とコメント。4月販売におけるフレックス車のシェアーは、輸入車市場の拡大に伴い83.2%と縮小傾向にある。(OESP紙)
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●ADK、MSantos社は、競争激化を背景に自動車メーカー各社がシェアー確保のためのアグレッシブな戦略も販売を維持していると分析する。
●4月生産台数は280.1千台(前月比4.9%減、前年同月比1.9%増)となった。 |
(2011年3月号)
<新車販売、勢い続く>
3月新車販売は306.1千台と、前月比11.7%増、前年比は駆込みの影響で統計上マイナス成長となったものの新車販売の勢いは衰えを見せず。自動車メーカー各社は今年はAnfavea予想通り3.7百万台レベル(5%増)に落ち着くとみている。Anef(アッセンブラー系銀行協会)は、今年の新車ローン取扱高成長率(予想)を当初の10%を8%〜10%へ下方修正したが、中銀は貸出規制強化の効果は十分ではないとして、追加措置導入を検討中。販売店では、市中銀行・アッセンブラー系銀行による返済期間短縮などの貸出条件の引締めが観測されている。1−3月販売ではFiatが首位を維持。Kia(輸入車)がPeugeotを上回り、初めてトップ10に入った。3月生産台数は319.4千台(前月比0.4%減、前年比6%減)となった。(OESP紙)
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エタノール価格高騰に関してAnfaveaのBelini会長は、政府の役割はエタノール生産を促進する政策を採ることにあるとして価格への介入を批判した。更に、エタノール価格上昇はフレックス車販売に影響を与えていないと述べた。フレックス車のシェアーが86.4%から84.7%(3月)へ縮小したのは輸入車(ガソリン車)販売の増加を反映したものとしている。 |
(2011年2月号)
<2月新車販売 勢い衰えず>
中銀の消費抑制措置にも拘らず2月新車販売は274.2千台と前月比12%増、前年同月比24.1%と記録を更新した。1−2月累計は、519千台とIPI低減措置実施中の前年同時期の数字を19.5%上回った。メーカー別ではFiatがトップに返り咲いたが、1−2月ではVWが首位を維持。生産は310.7千台(前月比18.7%増、前年同月比24%増)と同月では最多となった。(OESP紙)
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●今後の販売見通し:
Prime Actionコンサルタント社は、販売ピッチの減速が予想されるが記録更新を妨げることはなく、今年は3.7百万台を達成するとみる。
自動車小売専門M.Santosコンサルタント社は、新規中産階級が依然として新車販売の成長を支えているとしている。
Roland Berger社は、主にインフレ抑制を目的とした政府措置の具体的効果は中期的に見込まれるとして、新車市場の成長は当面続くと予想する。
●Unoが人気車種トップに:2月販売においてFiatは首位の座を取り戻した。車種別では、Uno(Fiat)が長年トップを維持してきた人気車種Gol(VW)を抜きトップに。販売台数は各々21,397千台と20,989台と差は僅か408台だが、Unoの1−2月前年比販売成長率は86.8%とVWに追い討ちをかけている。新型Unoの人気が背景にあるが、VWは必ずしも傾向を示すものではないとしている。新型Uno投入以降Palioの販売が落込み、現在7位に。 |
(2011年1月号)
<新車販売の落込み、予想上回る>
1月新車登録台数は244.8千台(前月比35.8%減)と予想を上回る落ち込みとなったが、前年同月比は14.8%増と同月では過去最良を記録した。先般の中銀の景気抑制措置が自動車ローン金利引上げなどの貸出条件の引締めを齎し販売抑制の一因となったが、市場は今後の傾向を示すものではないとして第2四半期以降の平常化に期待している。メーカー別販売では、VWがFiatを抜きトップにランクした。(OESP紙)
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<自動車ローン取扱高が減少>
中銀の消費抑制規制を受けて個人向け貸出しは12月、1月と落ち込み、販売に影響を与えている。貸出金利が上昇したため、自動車ローンの場合、多くの消費者が入金額を上乗せすることで金利メリットのあるローンを取組む傾向が観測された。12月自動車ローン残高は3%増と大幅な成長を記録したものの、一日平均取扱高は約13.7%減(個人向け貸出全体で14.4%減)の落込みを観測。Febrabanは、雇用や所得レベルの改善を背景に貸出しが上向く可能性は大きく、今後の傾向に関しては未だ不透明な状況にあるとしている。Anefは今年の貸出は昨年の半分の10%と成長鈍化を予想。 |
(2010年12月号)
<12月販売過去最多>
12月新車登録台数は381.6千台(前月比16.2%増、前年比30.2%増)と過去最多、10年販売台数は3.52百万台(前年比11.9%増)を記録した。中銀の流動性引締め措置発表による金利引上げにも関らず、消費者の駆込みなどが12月の販売を押し上げた。自動車メーカーのプレッシャーを受けてディーラー自身による新車登録が目立ち(Fenabrave)、1月は大型割引キャンペーンの展開が予想されている中で前月比30%レベルの落込みが見込まれる。Fenabraveは(自動車販売連盟)11年成長率をAnfaveaより低い4.7%を予想。(OESP紙)
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●ブラジルは販売では世界第4位の地位を確保したことになるが、競争力低下による輸出の落込みから生産面では6位に留まる可能性が高い。Anfaveaは、輸出回復を目的としてDilma大統領に対して国内産業の競争力強化を目的としたスタディーを近々提出する予定。10年生産台数は3.64百万台(前年比14.3%増)と記録を更新。12月は前月比10%減となるも、大半のメーカーが年末休暇を短縮して対応した。10年輸出高:
129億ドル(54.7%増)、輸出台数765.7千台(61%増)
●10年乗・軽商用車メーカー別販売:
Fiatが760.5千台と首位の座を維持。04年にGMに首位の座を奪われたが、01年以降首位に。2位VW(697.3千台)は、成長率はビッグ4の中では1.9%と最小。3位GM(657.7千台)、4位Ford(336.2千台)は10.6%増。成長率では、Hyundai(49.2%増)とRenault(36.4%増)が高レベルを記録。 |
(2010年11月号)
<新車販売の勢い続く>
11月新車販売は328.5千台(前月比8.3%増、前年比30%増)と3月に次ぐ記録を更新、1−11月累計は前年比10%増の3.1百万台となった。
これに伴い、Anfaveaは今年の販売予想を前年比9.8%増に上方修正した。Anfaveaは、11年市場を5.2%増の3.63百万台と予想するが、拡大する輸入車のシェアーが国内メーカーを懸念させている。国内産業を危機に陥れるものではないとするも過度の流入を阻止する措置の必要性が指摘されている。輸入車がシェアーを拡大する中で、1−10月新車価格上昇率は1.59%とインフレ率(IPC-FIPE5.08%)を下回った。AnfaveaのBelini会長は、状況は既に『黄信号』だが、来年は『赤信号』だとしている。中銀が発表した流動性引締め措置に関してAnfavea Belini会長は、『経済均衡を保つための一時的措置として、今年又は来年の販売にインパクトを及ぼすものではない』とコメントした。(OESP紙)
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中銀の貸出し抑制措置発表を受けて、前倒しで新車を購入するケースも観測されている。流動性引締めによる金利上昇が見込まれる他、貸出(リスク)規制強化を受けて銀行は返済期間が長いほど高レベルの入金率を要求する傾向にある( 24-36ヶ月:20%、36-48ヶ月:30%、48-60ヶ月:40%など)。 |
< Anfavea
11年予想> 10年予想を小刻みに上方修正。
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●販売: 3.63百万台 (5.2%増)
●生産: 3.68百万台(1.1%増)(輸出減退による成長鈍化)
●輸出台数: 730千台(6.4%減)
●輸出高: 131億ドル (2.3%増) |
(2010年10月号)
<新車市場 4位の地位確立へ>
10月新車登録台数は303.1千台(前月比1.3%減)を記録し、1−10月累計販売台数は2.81百万台(前年比8%増)となった。販売がやや落ち込んだのは実働日が前月に比べ少なかったことが影響した(Fenabrave/Reze会長)。ここ数ヶ月300千台レベルで推移する新車市場の勢いは11年も続くとみられている。自動車メーカーは新車販売台数を今年は3.4百万台、11年は3.6百万台を予想。04年(1.5百万台)以降7年連続でプラス成長を維持している伯新車市場は、14年には4百万台を突破するとみられている。このような状況下、既存メーカーが発表した生産能力拡大と新製品への投資額(〜14年)は115億ドルに達する他、ニューカマーの進出が相次いで発表されている。(OESP紙)
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亜自動車メーカーは今年の生産を650千台(09年比26%増、08年比6%増)と過去最多を予想し、輸出は470千台(09年比45%増、08年比34%増)と最高が見込まれる。亜輸出の86%がブラジル向け。 |
<Anfavea予想>
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2010年 Anfavea予想 |
前年比(%) |
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生産 |
3.4 -> 3.62
百万台 |
13.10% |
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販売 |
3.4 百万台 (変更なし) |
8.2% |
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輸出台数 |
620 -> 750 千台 |
57.9% |
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輸出高 |
124 -> 128 億ドル |
54% |
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輸入台数 |
643 千台 |
31.5% |
(2010年9月号)
<販売は堅調>
9月新車販売(登録台数)は307千台と前月比(1.84%減)・前年比(0.54%減)共にやや落込みを見せたものの需要は好調に推移している。賃金調整や13ヶ月給与支払いの時期にあって『フレックスローン』で低所得層の顧客獲得を図る販売店が増えているのも寄与した。 新車市場における低所得層(月収1.5千〜3千レアル)のシェアーが増加傾向(07年8月時点で43%、08年48.3%、09年49.2%、現在53.7%
- M.Santos社調査)にある中で、車の下取り価格が低下する時点で返済額が倍増するなどのテーラーメイドのローンの普及はリスクを伴うものとの指摘も出ている。(OESP紙)
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フレックスローン : 入金なしの60ヶ月の長期ローンで最初の一定期間の返済額を縮小。Uno
Milleの場合、1一年間は毎月の返済額が368レアル、その後737レアルへ上昇。又は入金をクレジットカードで数回に分割する方式や入金の支払いを13年に先送りする方式、など。 |
 
 
(2010年8月号)
<8月販売、3月に次ぐ記録
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8月新車登録台数は312.8千台(前月比3.5%増、前年比21.2%増)と、IPI優遇措置の終了を控え駆込みを観測した3月に次ぐ記録となった。1−8月は2.2百万台(前年比10%増)と、一部アナリストの予想に反しここ数ヶ月の金利上昇にも拘らず依然として需要過熱が続いている。コンサルタントのAndré
Beer氏は、今年の販売予想をAnfaveaレベルに上方修正(8.2%増の3.4百万台)するとともに、車両保有率が5人に一台に達する迄今後2年間は成長を続けるだろうと予測する。販売の記録更新はローン拡大を柱としているが不履行率悪化は現時点でみられない。Anef統計によると、3ヶ月以上の延滞率は3.4%レベルで推移し、一年前の5.3%を下回っている。ブラジルはドイツ(1−7月約27%減)を引き離し、世界第4位の地位を確立しつつある。(OESP紙)
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●マクロ経済の安定を受けて伯市場は今後も力強い成長路線を辿り、15年には年間生産量4.5百万台〜5百万台に達すると予想される。このような有望性が新技術、既存工場の近代化や新工場建設などに投資を拡大(13年を目処に240億レアル)させており、生産能力は現行の年間3.8百万台から4.8百万台へ拡大すると予想される。●しかし、伯自動車産業はグローバル競争力強化の戦略を策定しなければ長期的には停滞路線に陥る可能性があり、伯市場の需要拡大の大半を輸入車がカバーすることになりかねない。●自動車技術世界基地として確立するためには、ブラジルは政府・自動車メーカー・部品サプライヤーが一体となって生産コスト削減、新技術・イノベーションなどの課題に好調な時期に優先的に取組む必要がある。ブラジルの自動車生産コストは中国と比較した場合約2倍と依然として高く、技術・イノベーションの面においてもサポートされていない。(Roland
Berger Strategy Consultants) |
(2010年7月号)
<7月新車販売、同月最多 価格低下の影響で>
高レベルの在庫を背景に自動車メーカーや販売店による割引キャンペーンが奏功し、7月新車登録台数は302.4千台(前月比15%増)と同月では過去最多となった。1−7月は1.88百万台(09年比8.5%増)。FenabraveのReze会長は、ワールドカップやサンパウロ市の休日が販売に影響したが、市場は上向き今後も上昇傾向にあると語るが、M.Santosコンサルタント社はディーラーによる新車登録の前倒しを例に上げ、市場の減速が観測されていると指摘する。Autoinformeの調査によると、上期新車価格上昇率は3.4%とインフレ(IPC-Fipe)を下回っており、自動車産業がIPI低減措置終了や鋼材値上げなどに伴うコストアップを吸収した事実が明らかになっている。6月末の新車在庫は318千台、7月末は330千台へやや上昇。(OESP紙)
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●AnfaveaのBelini会長は、今年の生産予想を3.4百万台(前年比8%増)と発表した。輸出は630千台(30%増)を予想。
●新型Uno(Fiat)の人気が上昇。7月販売はトップのGol(VW)に次ぐ23.7千台となったものの、Palioの落込みが激しく7位(10.7千台)に。 |
(2010年6月号)
新車販売、上期は過去最多
IPI優遇措置終了に伴う駆込みのほとぼりが冷め新車市場に安定感が漂う中で、Fenabrave統計による6月新車販売は262.7千台と前月比4.65%増、前年同月比12.4%減となった。これにより、1−6月販売は1.58百万台(前年比9%増)と最高を記録した。主にトラック(54.7%増の70.8千台)とバス(30.3%増の13.1千台)の需要が過熱している。メーカー別軽自動車販売ではFiatが22.8%を占めトップ。車種別ではトップのGol
に次ぎ、新型Uno(Fiat)の健闘が目立ち2位に上昇。市場の大半が今年の自動車生産を3.5百万台(前年比10%増)と予想する中で、自動車メーカーは世界危機とレアル高が完成車輸入を促進させているとして、政府に対し優遇措置を要求する傾向にある。輸入車のシェアーは一年前の13.5%から現在18%へ拡大した。(OESP/VE紙)
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新車市場の楽観的見通しの中で、自動車メーカーと部品メーカーの関係が逼迫感を増しておりビジネスへの影響が懸念されている。 Tendências
Consultoria社Alexandre
Andradeエコノミストは、部品産業が過去4年間投資を行わなかったつけが自動車産業の成長をフォローを不可能としている最大の原因と指摘し、『政府のサポートを得て打開策を追及することが部品産業の最重要課題』とコメント。 |
 
(2010年5月号)
5月販売、9%超の落込み
5月販売は251.1千台と同月では記録を更新したにも拘らず、前月比9.6%減(前年比1.7%増)となった。IPI低減措置終了に伴う駆込みの反動が影響したが、好調な融資、雇用、高レベルの消費者信頼度などが需要を維持して行くと予想される。欧米日の本社市場が低迷する中で、伯市場(1−5月)は前年比14.6%増の1.32百万台と世界第4の市場を維持すると見られており、今年の販売予想(前年比8%増の3.4百万台)に変更はない。AnfaveaのBelini会長は、政府と交渉中の6月末に期限到来するトラックのIPI低減措置が維持されることを信じると発言した。トラックは重要な資本財であり低減措置の維持は妥当だとしている。メーカー別軽自動車販売ではHyundaiがRenault、Hondaを抜き5位(シェアー3.7%)にランクアップし健闘。Fiat(23.3%)は首位を堅持。VW(23.1%)、GM(19.7%)、Ford(8.5%)。(VE/OESP紙/Agencia
Estado)
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●国別販売(1−5月):ドイツの低迷を受けてブラジルのランクアップは間違いないとされるものの、その後の道は険しい。1−5月国別販売台数は、中国(5.4百万台)、米国(4.6百万台)、日本(2.1百万台)。
●世界市場、車種別販売(1−5月): Jato Dynamics社が100カ国を対象に行った調査で、ブラジルのGol(VW)は85.4千台と11位にランク。1位、2位、3位は中国車が占めた。トップ20車種のうち8車種が米車。7車種が日本。ブラジルとインドは各々1車種。欧州は車種が多いためランキングリストに上らず。
●アルゼンチン:主に伯市場の回復を受けて、10年生産は過去最多が予想される。Adefaは今年の生産は08年最高記録(610千台)を突破すると見ている。1−5月生産は241千台(前年比59%増)。輸出146千台のうち伯市場向けが87%を占める。 |
(2010年4月号)
4月販売状況 価格プレッシャーの懸念
4月新車販売は277.8千台と前月比21.5%減となるも、前年を18.5%上回り同月では最多を記録。1−4月累計販売台数は1.07百万台(前年比18%増)と08年記録を上回った。基準金利引上げに伴い既に個人向け自動車ローンの金利引上げが発表されており、販売店は、一回の返済額への影響は微小だとするもIPI低減措置対象の新車在庫が底を付いた時点での販売の落込みも予想される。鋼材価格値上げによる価格プレッシャーも懸念されているが、今年の3.4百万台の販売予想に変更はない。1−4月軽自動車部門販売では、Fiat(22.3%)
がトップを堅持。(BE/OESP紙)
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Anfaveaの新会長に就任したFiat
社長のCledorvino
Belini氏は、自動車メーカーの10年〜12年投資額は前期を38%上回る112億ドルに達するとして、各社のブラジルに対する信頼性を裏付けるものと語った。販売は現在好調だとするも、今後の課題として伯自動車産業の競争力(販売は世界4位、生産は6位)に対する懸念を示し、原料、部品、ロジスチック、インフラ、人的資源などを含む構造的改革が急務と指摘した。ショック療法の第一ステップとして、Anfaveaのコーディネーションのもとに産業全体の『診断』を行う方針を示した。南東から北部への新車運搬に無駄を省くための効率的な沿岸・近海輸送にも言及。政府と部品メーカー間で協議されている輸入コンポーネントを対象とした40%の関税低減措置廃止に関しては、同措置が廃止された場合生産のコストアップを招き完成品の輸入を促進させる結果になろうと危機感を示した。(OESP紙)
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(2010年3月号)
3月新車販売、記録更新へ
3月新車販売は353.7千台(前月比60%増、前年比30.3%増)と記録を更新した。3月末のIPI低減措置終了前のかけこみが大きく影響し車種によっては15日から60日の納車待ちの事態が発生。Fenabraveは今年の新車市場を3.2百万台へ下方修正するも、Anfaveaは、IPI低減措置終了や基準金利引き上げにもかかわらず豊富な銀行融資が新車市場を押し上げて行くとみており、3.4百万台(前年比8%増)と予想を維持している。今年の輸入に関してSchneider会長は、当初予想(540千台)を上回る600千台レベルに達する可能性を示唆。レアル高に加え他市場のだぶつきが伯市場への流入を加速させる傾向にある。(OESP紙)
(2010年2月号)
2月販売 同月最多
2月新車登録台数は前月比3.6%増、前年比10.8%増の221千台と、カーニバル休暇にも拘らず同月最多となった。3月末のIPI低減措置終了に備えメーカー各社はfeirõesなどで販売を強化する傾向にあり、3月販売は300千台〜320千台が見込まれている。優遇措置終了と共に約4%の新車価格上昇が見込まれる4月は多少の落込みも予想されるが、Anfaveaの販売予測(前年比9.3%増の3.4百万台)に変更はない。アナリストや自動車メーカーは、IPI平常化後も融資拡大(返済期間の長期化)、消費者信頼度、雇用状況などが販売を支えて行くと見ており、市場では金利引き上げもさほど影響はないとの見方もある。ビッグ4の中でGMを除く3社がシェアーを落とした。ニューカマーではシェアーを伸ばしたHyundaiの健闘が目立った。輸出は57.5千台(前月比18%増、前年比88%増)と上昇傾向に。フレックス車累計生産台数が10百万台に。(OESP紙)
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●Fiat、Lelio Ramos営業部長は、4月の消費者の反応は不透明としており、ドイツ、イタリア、米国の例を上げ優遇措置は後6ヶ月延長されるべきと発言。今年の新車市場は3百万台〜3.2百万台を予想。
● FenabraveのReze会長は、今年の新車市場は好調に推移するだろうとしてIPI低減措置はもはや必要ないとの見解を示した。自動車メーカーの競争激化が市場を押し上げて行くとみている。
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(2010年1月号)
1月販売は27%減
自動車メーカーや販売店のアグレッシブなセールスキャンペーンにも拘らず1月新車登録台数は213.3千台と前月比27.2%減と落ち込んだが、前年同月比は8%増となった。メーカー別乗用車・軽商用車販売ランキングでは、Fiatがトップを維持し、GMがVWを抜いて2位にランク。Hyundaiは、ToyotaやPeugeotなどを抜いて7位にランクアップ。1月は通常休暇などで販売が最も落ち込む月であることから、このピッチが続けば今年の市場はAnfaveaの予想(10%)を上回る可能性も指摘されている。生産量は前月比3.7%減、前年比31.6%増となった。(Agencia
Estado/Autoinforme)
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1月トラック登録台数は生産共に前年比53.7%%と大きな伸びを記録。Anfavea
のSchneider会長は、トラック販売は月10千台の新しい水準に入りつつあると指摘。乗用車販売と異なりトラックは経済が上向きフレートが払えて初めて上向くとして、インフラ部門への投資拡大、今年のGDP成長率予測、消費市場の動向、農産物の収穫予想(1.41億トンと08年の記録とほぼ同レベル)が寄与したとコメント。
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(2009年12月号)
新車販売、記録更新へ
12月新車販売は前月比16.4%増の293千台と期待を上回り、09年累計は3.14百万台(11.4%増)と記録を更新した。メーカー別ではVWの追い上げにも拘らず、Fiatがトップを堅持(Fenabrave
)。09年生産は輸出低迷(35%減)を受けて予想を下回る1%減の3.18百万台となった。10年は生産・販売共に3.4百万台レベルへ更に成長が予想されている。Tendências
Consultoriaは、最低9月迄金利は安定して推移し所得改善も継続すると見ており、10年は自動車産業にとってポジチブな一年になると予想すると共に大衆車よりやや上級車種(30千〜40千レアル)のシェアーが徐々に拡大して行くと見ている。レアル高や海外の余剰生産能力を受けてシェアーを拡大する輸入車は、09年の482千台から10年は544千台
へ増加が予想される。(OESP/VE紙)
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● Fecomercio(サンパウロ州商業連盟)が実施した消費者に対するアンケート調査で、10年の消費者の『夢』は一位が車(31%)、不動産(18%)、旅行(9%)との結果が示された。所得、雇用、融資の拡大など消費を促す環境が良好なことが背景にある。Fecomercioは、小売部門の成長率を09年の4%から10年は6%を予測。
●アグレッシブな販売戦略:
Renaultは4月(イースター)に返済をスタートするローンや、Fordは現在では最長の80ヶ月のローンの取扱いを再開。市場では、『入金』をワールドカップの2014年に支払うローンもオファーされている。(OESP紙)
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(2009年11月号)
新車販売状況
11月新車販売は251.7千台(前月比14.5%減、前年比41.5%増)となった。1−11月は2.85百万台と前年比8.5%の成長を記録した。これにより、今年の新車市場は3百万台超と予想(前年比6.4%増)を上回る可能性が出ている。在庫補給を目的としてメーカー各社は生産を増強しており、恒例の年末一斉休暇のキャンセルや短縮、及び増員で対応している。一方でAnfaveaのSchneider会長は、輸出低迷が続く中で国内販売だけでは生産(今年予想は前年比5.2%減の3.05百万台)をプラス成長に導くことは不可能としている。11月生産は292.09千台(前月比8%減、前年比48%増)、1−11月は2.93百万台(前年比6%減)となった。(OESP/VE紙)
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グリーンカーに優遇措置:先般、 Miguel
Jorge開発相はEstado紙のインタビューに対して、リッターカーを優遇するのではなく燃費効率がよく低公害車”Green
Car”に対する優遇措置の導入が必要と発言した。これに対し、Schneider会長はメンバー各社と”Green
Car”に関し議論するためには、政府が技術的定義を明確にする必要があると指摘。
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<規模縮小を必要とする自動車産業>
過去2年間、世界の自動車産業は再編を行うことで今迄にない危機を乗り越えてきたが、ブランド及び生産拠点の数は減っていない。CSM
Worldwideによると、世界120拠点超の年間生産能力は現在85.9百万台台と09年の販売予想を30百万台オーバーしており、これは65%レベルの稼働率を意味する。しかし、CSM社は世界販売の成長が今後6年間で25百万台に達しても2015年時点の稼働率は86%弱と予想する。このような状況にあって、多くのブランドが消え行く運命にある。CSM社は、『今回の危機は生産能力の効率化又ブランド整理のチャンスだったが、単なる『家具の移動』に留まり重要な決断は一切下されていない。生産能力・ブランド過剰の問題は未解決のまま先送りされている』としている。世界多くの政府が工場閉鎖を好まず、重要な戦略産業の基盤だとして競争力のないメーカーに対しても即支援の手を差し伸べ雇用を救っていることと、完成した新規技術・市場・ブランドを手中に出来ることに期待して下り坂にあるブランド買収に野心的な新規メーカーが多く存在することが背景にある。(VE紙) |
(2009年10月号)
10月販売、客足遠のくも高レベルを維持
自動車メーカーは、IPIの段階的な引き上げが始まったことで販売店への客足が遠のいたとしているが、Fenabraveの統計では10月新車登録台数は295千台(一日平均14,024台)と、前月比4.6%減となったものの前年比は23%増と高レベルを維持した。9月に受注した車の登録が10月にずれ込んだことや、割引又IPI引き上分を負担することで販売促進を試みる販売店が多いことも背景にあり、車種によっては3ヶ月の納車待ちも出ている。更に、低迷を続けていたトラック市場も上向いた。自動車メーカー調達部門は、在庫量の推移から判断して生産ピッチは今後も加速状態を維持すると見ている。このような状況にあって、TRWなど部品産業の受注量も増加傾向にあり今後数ヶ月の販売増加に期待が高まっている。1−9月販売は2,596千台と前年比6%増となった。(VE紙)
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Ford のMarcos
Oliveira社長が政府は追加措置が必要かどうか市場動向をフォローするだろうと語るごとく、自動車メーカー幹部は政府に対して何らかの税制優遇措置が維持されることに期待しており、生産計画に支障を来たさないためにも、早急な決断が必要としている。Miguel
Jorge開発相は、税率を是正する為にセクター別の税制面の見直しが必要とした意向を示すも自動車に関しては言及せず。
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(2009年9月号)
9月新車販売、記録更新へ
全面的なIPI低減措置の最終月とあって、9月の新車販売は、308.7千台(前月比19.6%増、前年比14.9%増)と最高記録を更新した。9月最終週末は自動車メーカーのFeirão
や販売店の客足の増加で、車種によっては3ヶ月の納車待ちの事態も発生したがIPI上昇分を一部負担する販売店も観測され売行きは予想を上回った。駆け込みの影響以外に積極的な金融機関による自動車ローン取り組みも寄与した。長期ローンの復活と金利の低下、消費者の信頼度の高まりが販売を押し上げているが、10月以降の段階的なIPI平常化に伴い今後多少の落込みも予想される。一方で生産(1−9月)は、輸出の落込み(42.8%減)が影響し2.3百万台と前年比11.5%のマイナス成長となった。(OESP紙)
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IBGE 統計データによると、自動車部門が8月工業生産に大きく貢献。8月耐久消費財は前月比3.1%増と工業部門全体の3倍の成長率を記録した。しかし、投資を反映する資本財部門の回復に未だ活力は見えず(前月比0.4%となったものの前年比は22.3%減)。 |
(2009年8月号)
新車販売、前月比マイナス、前年比 5.4%増に
8月新車販売は前月比9.6%減の258.1千台となったものの当月では史上最多、前年同月比は5.5%増、09年累計は2.7%増の1.99百万台となった。自動車メーカー各社は全面的な低減措置対象となる最終月の9月は販売が上向くと見ており、第4四半期販売は月平均250千台と、年末に向けた需要拡大と長期自動車ローンの復活を背景に今年は過去最多の3百万台に達すると予想する。FiatのBelini社長は2010年の新車市場成長率を最高10%と予想し、5百万台の市場もそう遠くないとした期待を示した。1−8月輸出高は前年比48.8%減の48.6億ドル、輸出台数は44.4%減の283千台となった。(OESP紙/Agestado)
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<開発相、低減措置延長の可能性を示唆>
Miguel Jorge開発相は、必要と判断されれば10年に向けてIPI税低減措置を延長する可能性が高いことを示唆した。『昨年12月の同措置導入時は批判の声も高かったが、経済活動を維持するために不可欠な措置だったことが裏づけられた』と語った。自動車部門と不動産部門は景気のバロメーターだとして市場の反応を小刻みにフォローして行く方針を示すとともに、同産業に対するルラ大統領の理解の深さに言及した。これに対するAnfaveaのコメントはなく、IPI低減措置延長は現時点での政府との協議項目ではないとしている。 |
<自動車産業、IPI低減措置効果に関するIPEA(応用経済研究所)調査結果>
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●191千台の追加販売台数。最高60千人の雇用維持。
●減税による政府負担額:18.2億レアル、自動車産業全体における販売促進効果による税収:12.6億レアル。従って、最終的な政府負担額は5.59億レアル。雇用維持による年金収入などのメリットは含まれていない。 |
(2009年6月号)
09年販売予想を上方修正へ
6月新車販売は300.2千台(前月比21.5%増、前年比17.2%増)と予想を上回った。IPI低減措置期限到来前の駆け込みやPeugeot
やRenaultなどを含む各社のfeiraoなどが販売を押し上げた。上期累計販売台数は前年比3%増の1.45百万台と史上最高を記録。これにより、Anfaveaは販売を3.9%減から6.4%増(3百万台)へ、生産を11.2%減から5.2%減(3.05百万台)へ今年の予想を上方修正した。販売予想が実現すれば、ブラジルは3年連続で記録を更新することになる。依然として低迷が続く輸出に関しては、量(32%減の500千台-->40%減の440千台)・金額(39%減の85億ドル-->43%減の79億ドル)共に下方修正した。 回復を受けてVWが増員を発表した他、Fiatも増員を検討するなど乗用車メーカーの雇用に回復の兆しも見える。小売開発院(IDV)は、IPI低減措置の心理的効果が販売増加の主要要因となったと指摘した。『IPIがVWの4千人の雇用を救った』(VW
Schmall社長)、『ブラジルは中国、ドイツと並び09年にプラス成長を記録した数少ない国の一つ。政府措置のおかげ』(GM
Pinheiro Neto副社長)。(OESP紙)
●不履行率上昇が懸念要因:IPI低減措置にも拘らず低迷が続く商用車部門と自動車ローンの不履行率の上昇が懸念要因となっている。5月不履行率(90日以上の延滞)は5.4%と4月の5.2%を上回った。自動車小売部門の債権回収機関MSantos社の調査で、30日迄の延滞率は20%、60日〜90日は12%、90日以上は5.4%となっており、今後の不履行率上昇の可能性が指摘されているが、Anfaveaは現在の不履行率は未だ懸念するに値しないとしている。
●納車待ち目立つ:IPI低減措置終了前の駆け込みで、人気車種は納車待ちが最高45日に達し販売店での車種不足が目立っている。 |
(2009年5月号)
5月新車販売、最高に
5月新車登録台数は増247千台と前月比5.4%増、前年同月比2.1%増と、同月では過去最高を記録した。商用車部門の低迷で1−5月販売は1.15百万台(前年比0.1%減)となったが、軽自動車部門は0.8%のプラス成長を記録。IPI低減措置の延長以外にメーカーの”feirao”が寄与したが、市場アナリストは長期自動車ローンの復活が販売を押し上げた最大要因と指摘する。複数の銀行が既に72ヶ月〜80ヶ月の長期ローン取扱いを開始した。1−5月メーカー別軽自動車販売累計では、ビッグ4(Fiat 24.6%、VW 23.5%、GM 19.2%、Ford 10.9%)の中、Fordが最も販売を伸ばした。上期は1.4百万台と08年レベルが予想され、下期はやや衰えが予想される。(OESP/VE紙)
新車販売1百万台の記録を08年より一日早く達成した状況において、Anfavea
のSchneider会長は目標の2.7百万台はIPI低減措置延長なしでも達成できるとしているが、ビッグ4のトップは延長されなかった場合は1.4百万台〜1.6百万台に落ち込むとみている。 |
(2009年4月号)
1−4月新車市場は08年レベルに
Fenabrave(自動車ディーラー協会)によると、4月は実働日が少なかったことや3月の駆け込みの反動も影響し、新車登録台数は234.4千台と前月比13.6%減、前年比10.3%減の落込みとなったものの、1−4月は08年の909.3千台に対し今年は902.7千台と差は6.6千台に留まった。一日の平均販売台数(11.7千台)を考慮した場合、一日の販売量にも満たない。トラック・バス市場はIPI減税にも拘らず、4月は前年比25%減、1−4月は17.6%減となった。1−4月軽自動車部門では、トップFiat(25.3%)、2位VW(23.6%)。
●自動車研究センター(CEA)のLuiz
Carlos Melo氏は、1−4月累計販売台数が08年レベルを維持できたのはIPI減税措置よりも貸出し回復の影響が大きく、雇用や購買力の安定性も奏功したと語った。『ここ数ヶ月の痛手はブラジル人の願望、そして結果的に新車購入を阻止するものではなかった』と語る。ブラジルの新車需要は依然として抑制されている状況にあり、IPI低減措置終了後の急激な落込みはないとみている。
●Anfaveaは、税収面でのIPI低減措置の効果を示したスタディーを政府宛提出した。同措置による12月末〜3月の損失は7.52億レアルとするも、他税収(ICMS、PIS/Cofinsなど)7.01億レアルの増収を齎したとしている。Schneider会長は、1−3月新車販売は668.3千台と前年比3.1%増となったが、同措置が実施されなかった場合21%の落込みとなっただろうとしている。開発相は、6月以降のIPI低減措置延期はないものと表明すると共に、同じく低減措置対象となった建材・白物家電については評価するには早すぎるとした見解を示した。 |
(2009年3月号)
新車市場 前年を上回る
3月新車市場は、IPI低減措置延長を疑問視した消費者の駆け込みも影響し前年比16.9%増、前月比36.2%増の271.4台と最良の08年7月に次ぐ販売を記録した。
これにより、Anfaveaは最悪の事態は克服したとするも慎重な見方を崩さず。Anfaveaは、下期IPI低減措置終了後の落込みを考慮した今年の生産、販売、輸出予想を発表した。Schneider会長は、新規チャンス開拓の必要性と今後更にラ米を取り入れた『拡大国内市場』を注視して行く必要性につき言及した。(GM/OESP紙)
ANFAVEAによる
09年予想 |
●国内新車販売: 2.71百万台(前年比3.9%減)、農業機械:
47千台(13.8%減)
●輸出: 500千台(32%減)、85億ドル(39%減)
●生産: 2.86百万台(11.2%減)、農業機械: 65千台(23.5%減) |
市場予想と動き |
●GMのArdila社長は、今年の新車市場を2.5百万台レベル〜2.9百万台と予想するなど、アナリストや経営者の見方は一致していないが、不安定な中にも成長への期待は失われていない。
●販売トップを走るVWのTaubate工場(Gol、Voyageを生産)は、土曜出勤を延長し生産を増強。Erling
Klingerは特殊鋼材を欧州から輸入するなど生産ピッチを上げる自動車メーカーの対応に追われている。
●販売店では車種によっては納車待ちが50日に達するなどの事態も発生。IPI優遇措置のメリットが高い大衆車にオプションを搭載するユーザーが増えているが、GM、Honda、Toyotaの販売店でも不足する車種が出ている。 |
新車販売(国産・輸入車)の推移(グラフ − 伯亜)
(2009年2月号)
新車販売、3ヶ月連続のプラス成長
Fenabraveの統計によると、2月新車市場は199.4千台(前月比0.98%増)と3ヶ月連続でプラス成長を記録したが、1−2月は前年比4.5%の落込みとなった。新車在庫の減少と生産調整の影響で特定車種が不足する事態も観測。市場では、自動車産業は連邦政府との間で3月末に期限到来するIPI優遇措置を段階的に平常化する提案も含み延長に関し協議を重ねているとの噂もあるが、IPI税収が低下している中で政府を説得するのは困難とする向きも多い。同措置の延長が実現しない場合新車価格は平均5%〜7%上昇することになり、急激な販売の落込みが懸念されている。12月にIPI引下げが施行されて以来、販売は月間約200千台レベルで推移、一日平均登録台数は11月の8.3千台から2月は10.6千台へ上昇。3月の駆込み需要を予想する自動車メーカーは生産を加速させており、受注量拡大を受けて労働時間縮小を前倒しで解除する部品メーカーも出ている。メーカー別軽自動車販売では、トップVW(27.3%)、2位Fiat (23.9%)、3位GM(18.3%)。(OESP/GM/VE紙)
生存をかけた世界のメーカーが余剰生産量を伯市場に『輸出』を試みる可能性や、販売不振による各国の保護政策が伯輸出に更に被害を齎す懸念が出ている。同時に『均衡と利益』の事業基盤を維持するため輸出していた分の一部を国内市場で消化を試みる国内メーカーの動きが活発化し、競争の激烈化が予想される。GMのArdila社長は、90百万台から60百万台レベルへ世界自動車市場規模の縮小を予想。 |
(2009年1月号)
1月販売に IPI引下げ効果
1月の新車登録台数(Fenabrave統計)は197.5千台と12月をやや上回ったものの、08年比は8.1%の落込みとなった。12月半ばに施工されたIPI引下げや貸出強化が主に乗用車部門の販売を押し上げた。IPI引下げ後NF再発行の必要性から納車が遅れたことが1月統計に寄与したことや優遇措置期限到来前の駆け込みの影響も想定される。GMのArdila 社長は落込みを回避する為にも中古車販売促進措置や車両更新プログラムの必要性を指摘している。部品メーカーの2月受注量は未だ前年を下回っている状況にあり、中銀の更なる金利引下げに期待が集まっている。トラック市場においては、IPI引下げにも拘らず依然として運輸事業者のトラック購入への抵抗が観測されている。新車市場の成長に重要な中古車市場に関する追加支援措置の発表が待たれている(OESP/GM/VE紙)
●GMのArdila社長は、ブラジルの09年販売を2.4百万台(前年比15%減)、生産を2.8百万台(13%減)と予想。
●部品メーカーの労働者が、解雇を回避すべく労働時間短縮による賃金カットを合意する傾向にある一方で、Federal
Mogul(二輪車部品)、TRW(Diadema工場)の労働者が解雇に抗議してストに突入、Boschのクリチバ工場(ディーゼルシステム用インジェクションポンプ)は、地元金属労組が企業の賃金カット提案に抗議して労働検察局に提訴した。Valeo、MWM、Sabo、Randonグループの労働者は賃金カットに応じた。 |
(2008年12月号)
新車市場上向く
Feirao や値引き、主にIPI引き下げが奏功し、12月は販売が上向いた。10月は11%減、11月は25.7%と相次いで激しい落込みを記録した後、12月は前月比9.4%増の194.5千台となったが前年比落込み(19.7%減)は避けられず。これにより、2008年国内販売は2.82百万台(前年比14.5%増)と過去最高となったものの、中間予想(24.2%増)を下回った。在庫販売に関して、IPI引下げに伴う経理手続きの遅れで納車遅れが目立っており登録の多くが1月に持ち越される可能性が出ている。AnfaveaのSchneider会長は、IPIやIOF引下げ効果を正確に見極めることは現時点で困難であり輸出も不透明だとして、09年予想は発表せず。一方で、ブラジルが販売、生産において各々世界5位と6位にランクする可能性につき言及した。新車販売において分割払いは11月の54%から12月は60%へ上向いた。市場が未だ不透明な中で、RenaultやGM等は年末一斉休暇を延長し生産を調整している。(OESP/GM紙)
●08年: ビッグ4の2008年成長率は市場平均を下回った。GMは10%増、VWは8.8%増、Fiat8.2%増。2001年以降、04年を除きトップを維持してきたFiatが08年も657.7千台と首位を堅持。RenaultはLogan、Sanderoの投入が寄与し健闘(56%増)したものの、Hondaに次ぎ第6位となった。生産:12月は102.1千台と前月比47%減、前年比54%減の落込み。08年全体では3.2百万台と8%の成長を記録。
●一斉休暇延長で減産: 12月は販売が上向いたにも拘わらず、自動車メーカーは減産措置を発表。Renaultは、解雇を回避する手段としてパラナ工場労働者の30%に相当する1千人の労働契約を5ヶ月間サスペンドする。労働者は、休職期間中は労働者保護支援制度(FAT)と会社側の手当てを受ける。PSAは既に1月から3ヶ月間700人の有給休暇を発表しており、GMも休暇を発表している。年末は約75千人の自動車メーカーの労働者が一斉休暇に入った。 |
(2008年11月号)
新車市場、2ヶ月連続の落込み 08年予想を下方修正へ
政府救済資金注入にも拘わらず、11月新車販売は177.8千台と前月比25.7%減、前年比25%減と2ヶ月連続で落込みを見せた。ローン取組みに躊躇する消費者が増えたことも影響したが、中古車市場向け貸出資金不足が新車市場を落ち込ませたとの声も聞かれる。1−11月累計は2.62百万台(前年比18.3%増)となった。メーカー別販売ではトップのVWに次ぎ2位Fiat、3位のGMは最も落込みシェアーを縮小した。GMの場合、本社の問題がブランドの信用を落しているとの指摘もある。ホンダCivicが値引きの影響も受けて大衆車Gol、Uno、Palioに次ぎ4位にランク。トラック市場も同様11月は前月比27%超の落込みとなった。自動車メーカーの約75千人が最高50日の長期一斉休暇に入った為、部品メーカーも比例して生産を休止する。22ヶ月連続で雇用のプラス成長を記録してきた部品産業に解雇の懸念が強まっている。自動車メーカーではVolvoが430人の解雇を発表した。(OESP/GM紙)
<08年Anfavea
予想>
●新車市場:3,060,000台(前年比24.2%増)を2,815,000台(14.3%増)へ下方修正。
●生産:3,425,000台(前年比15%増)を3,240,000(8.8%増)へ下方修正。
●輸出:780千台(前年比1%減)を720千台(8.7%減)、輸出高は、145億j(7.4%増)を137億j(1.5%増)へ下方修正。 |
(2008年10月号)
新車ブーム終焉か
米発金融危機が齎した融資引締めの影響で、10月新車販売は前月比11%減の239.2千台、前年比2.1%減とここ2年以来初めての落込みを観測したが、Fenabrave
Reze会長は『騒ぎ』の方が実際の落込みを上回ったと発言。ルラ大統領の要請を受け自動車メーカー各社のトップと協議したMantega蔵相・Meirelles中銀総裁は政府系銀行による緊急金融支援を確約した。ここ数週間で自動車ローンの金利上昇や銀行の貸絞りが鮮明になっており、在庫を抱え資金繰り難に陥る販売店も出ている。販売店筋はアッセンブラー系銀行による低金利の貸出支援が落込みの悪化を食止めたとしている。Reze会長は、消費者の購買意欲は衰えていないとして銀行融資が平常化した時点での販売回復を見込んでいる。1−10月販売累計は前年比23.4%増の2.45百万台となった。(OESP/GM紙/Autoinforme)
●Fenabrave統計では、トップのFiatが10月は前年比11.4%減の53.3千台と最も落込み、VW49千台(7.8%減)、GM44千台(9.8%減)、Ford22.5千台(0.5%減)となった。
●GM Ardila社長は、融資問題がここ3ヶ月で解決されない場合、09年販売・生産の落込み(販売は今年の2.95百万台から2.6百万台へ、生産は3.57百万台から3.18百万台へ)を予想し人員削減の可能性も指摘。Autodata主催のセミナーでPSAのRanbaud社長のように市場『崩壊』を懸念するトップも出ている。
●各地域の金属労組は、自動車メーカーの相次ぐ一斉休暇の発表は予断を許さない状況とするも、人員削減は主に輸出低下によるものとして国内市場の動向は未だ不透明としている。
●10月販売はマイナス成長となり融資問題で今後の販売が不透明な状況にあるにも拘わらず、TRWやDura
Automotive社などの部品メーカーは、自動車産業は調整段階にあり混乱状態にあるわけではないとして09年も今年と同レベルを予想するなど、楽観的見方を示している。 |
(2008年9月号)
新車市場 9月も好調、米金融危機波及への不安
9月新車販売は前月比9.8%増、前年比31.7%増の268.7千台と7月に次ぐ好成績を記録したが、米金融危機が新車販売の原動力である自動車ローンに与える影響への不安が広がりを見せている。AnfaveaのSchneider会長が成長鈍化は予想通りだとして今年の販売が24%増の3百万台を達成するのは間違いないとする一方で、部品工業会のButori会長は、部品産業が09年の22億jの投資計画を維持するかどうかは今後の状況次第として、米金融危機波及への懸念を強めている。22億jは、自動車メーカーが09年に4百万台の生産を達成する為に必要な投資額。Kaiserコンサルタント社のDavid Wong氏は、個人向け貸出条件の引締めや返済期間短縮に加え貸出金利の上昇による新車販売ピッチの減速を示唆し、今後の動向を慎重に見極める必要があるとしている。9月生産は、賃金交渉過程における労働者ストが影響し、前月比マイナス4.3%と落込んだ。(OESP/GM/紙)
●GM・Fiatが減産:GMとFiatは、10千人の一斉休暇を発表した。10月中旬から生産の中断又は減産体制に入る。GMは休暇の理由を明らかにしていないが、労働組合は、時期はずれの休暇を国際金融危機による自動車ローンへの影響の兆しと懸念。FiatはBetim工場の労働者15千人のうち1.7人が休暇に入る。GMはClassic(主にブラジル向け輸出)を生産する亜工場も休暇に入る。(OESP紙)
●不透明感の強まり:米金融危機の深まりと共に貸出金利の上昇が観測されており、今後の販売への影響が懸念されている。部品工業会のButori会長は、09年の成長を8%〜10%と予想していたにも拘わらず現時点では不透明と発言し、基準金利引下げとローンを拡大させる流動性緩和の必要性を強調。
●部品産業パーフォーマンス:今年は、投資額16億j、売上高は過去最高の465億j(前年比29.3%増)が見込まれる。輸入130jに対し輸出108億ドルと最高の貿易赤字を見込む。米国は部品輸出高の18.3%を占め主要輸出相手国の一つであることから、09年の輸出減退が予想される。 |
(2008年8月号)
8月販売、成長ピッチの鈍化
8月新車登録台数は244.8千台と8月では最高を記録したものの、前月比15%の落込みとなった。9月も前年比プラス成長が予想されるが、銀行が貸出基準を強化している中で25日分をオーバーする新車在庫を抱える販売店も出ており、販売状況に変化が観測されている。先般、メーカー各社の代表者がルラ大統領に会見しリース契約に対するIOF課税やICMS税率引上げの動きに対する懸念を表明。自動車産業が生産能力拡大を目的とした新規投資計画や増員を発表した矢先のこれらの措置は今後の金利引上げと共に新車販売の大幅な落込みにつながりかねないとしている。
●8月軽自動車販売では、3千台超の差でFiatがかろうじて首位を守ったが、新型Golの投入で勢いを取り戻したVWの追い上げが鮮明になっている。
●GMのArdila社長は08年伯市場の生産・販売予想を下方修正した。Anfavea予想(生産3.43百万台、国内販売3.06百万台)に対し、GMは生産3.3百万台、販売3.03百万台を予想。(OESP/GM紙) |
(2008年7月号)
新車販売、銀行融資が依然として原動力に
7月新車販売は288.1千台(前月比12.6%増、前年比32.6%増)と記録を更新し、1−7月累計は1.7百万台(前年比30.4%増)となった。依然として購買力と銀行融資が原動力となっているが、Anfaveaは通貨引締め措置の効果を受けて、下期に向けて成長ピッチはやや鈍化すると見ている。農業、鉱山、建築部門の需要を背景に、主に大型トラック販売の勢いが続いており、1−7月は、"semi-pesados"が前年比48.7%増、"pesados"が55.2%増となった。(OESP/GM紙)
(2008年6月号)
◎新車販売の勢い
6月新車販売は256千台(前年比28.8%増)、上期累計は1.41百万台(前年比30%増)と、自動車メーカーの予想を上回る成長を記録した。今後もプラス成長は続くとされるも、24時間操業で対応する部品メーカーの供給問題や金利引上げの影響などで下期に向けて15%レベルへ成長ピッチの鈍化が予想される。上期軽自動車販売ではFiatがトップ(23.9%)を維持。ニューカマーの中では"Sandero"などの新車投入が奏功しルノーが5位(4.2%)に。今年の世界ランキングで、ブラジルは生産でフランスを抜き7位から6位に、販売では8位から5位にランクアップする可能性が高まっている。(Ag.Estado/VE/GM紙)
<新規08年自動車市場予想> |
前年比変動率 |
|
国内販売 |
3.06百万台 |
24.2%増 |
(うち輸入車415千台・49.8%増) |
生産 |
3.42百万台 |
15%増 |
農業機械:生産9.5%?30.8%(85千台)、販売14.9%?38.6%(53.1千台) |
輸出量 |
780千台 |
1%減 |
輸出高 |
145億j |
7.41%増 |
<Anfaveaが連邦政府との産業政策協議の際提出した成長の青写真>
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2010年 |
2013年 |
輸出 (年間・台) |
930千台 (世界シェア−の5.5%) |
1080千台 (世界シェア−の6.5%) |
投資額 |
150億j (07年〜10年) |
190億j (〜13年) |
生産能力 |
4.7百万台 |
6.1百万台(生産量 5.1百万台) |
研究開発費 |
売上高の2% |
売上高の2.5% |
成長を妨げる要因 |
ロジスチックインフラの不備、特殊技能人員不足、お役所の非効率な事務処理など。 |
(2008年5月号)
◎生産販売予想を上方修正
4月に比べ実動日が少なかったことが影響し5月新車販売は242千台と前月比7.4%の落ち込みとなったが、前年同月比は14.6%の増加を記録し、1−5月は前年比30.3%増の1.15百万台と勢いが続いている。このような状況下、Anfaveaは今年の販売・生産・輸出予想を見直した。国内販売は当初の17.5%増を24.2%増の3.06百万台へ、生産は8.9%増を15%増の3.425百万台へ上方修正、輸出は5.1%減を1%減の780千台へ見直すと共に横ばいを予想した輸出高は前年比7.4%増の145億jへ修正した。AnfaveaのSchneider会長は、貸出金利引上げは成長を中断、又は投資計画に影響を与えるものではないとしている。(OESP紙)
| 部品工業会(Sindipecas)は、9のサブセクターの稼働率は85%を上回り危機的状況にあるとした調査結果を纏めた。自動車メーカーの需要に対応する為には今後一年間で前回予想を50%上回る30億レアルの投資が必要としている。残業時間の拡大は品質劣化を引き起こす懸念もあり生産コスト上昇を招いている。自動車メーカーの調達部門は、部品不足の状況の中で『かろうじて均衡』を保っている状況にある。小規模企業の資金不足は依然として解決の目処が見えず。 |
(2008年4月号)
◎販売予想 上方修正傾向に
Fenabraveデータでは、4月新車販売は262.2千台(前月比12.9%増、前年同月比46.2%増)と昨年10月の244.5千台を上回り過去最良の月となった。1−4月販売は前年比35%増の910千台を記録。このような状況において各社トップは今年の成長予想を20%超へ上方修正する傾向にある。軽自動車部門ではFiat(25%)、VW(22.2%)、GM(21.7%)、Ford(9.2%)。車種別販売では、改良版の投入を控えているにも拘わらずGolが依然としてトップ。Sandero(Renault)は 18位から14位へ、Corolla(Toyota)は44位から19位へランクアップし大幅な成長を示した。(OESP紙/Fenabrave/Autoinforme)
交通事情改善が急務:新車販売の勢いが都市圏における交通事業の悪化を招いていることから、Anfaveaはブラジルと海外の専門家を招いて構造的解決策を討議するセミナーの開催を計画している。車両点検システムの導入も提案項目の一つだが、Schneider会長は移動性の解決には官民の参画が不可欠としている。80年代の車に比べ今の新車は二酸化炭素排出量が20分の一と低く、フレックス燃料技術も排ガス問題の解決策の一つと指摘。自動車の税収は年間260億レアルに上ることから、一部を移動性の改善に充当すべきとした意見を表明。 |
(2008年3月号)
◎1−3月新車販売は 31%増
自動車ローンの返済期間長期化を追い風に3月新車販売(国産・輸入)は前月比15.6%増の232.1千台、1−3月は前年比31.4%の648千台と依然として需要の勢いが続いている。マンテガ蔵相のローン返済期間縮小に関する発言後返済期間を最高60ヶ月に抑える銀行も出ているが、未だ最長6年のローンがオファーされている。軽自動車部門ではFiatがトップを堅持(25.2%)、トラック市場(5トン〜)ではVWが9195台とベンツを抜きトップに。(OESP紙)
(2008年2月号)
◎過熱状態が続く新車市場
Fenabraveの統計によると、2月新車登録台数は200.9千台(前年比36.8%増)、2ヶ月累計は415.9千台(38.8%増)と、依然として新車市場の過熱状態が続いている。メーカー別販売ではFiatが首位(25%)を堅持しホンダ(4%)が5位へ。車種別販売ランキングでは、Foxが1月の3位から2月は6位へ下落した。同車種は、ラゲッジルームに装着した部品による手の怪我が多発し、うち8名が指の一部を切断する等消費者保護機関の取り調べの対象となっている。(OESP紙)
●世界ランキング:07年自動車生産はスペインを上回り7位へランクアップ。経済安定(失業の懸念が薄れ)と共に消費者信頼度が上向き、購買力改善・融資条件緩和が寄与。(他製品の07年販売量では、化粧品が世界3位、パソコン5位、携帯電話5位、チョコレート4位と、何れもランクアップ)
●交通渋滞:新車市場の成長は、インフラへの投資が不足する中で都市圏の交通渋滞を更に悪化させている。約6百万台と想定されるサンパウロ市内で過去最大の215kmの交通渋滞を観測。
●生産能力の実態:Anfaveaは3月末には生産能力の実態を把握する予定。部品工業会のButori会長は、過去2百万台の生産能力を追加するために自動車産業は350億jの投資を実施しており、今回5百万台を達成する為には380億jレベルの投資が必要になると発言。 |
(2008年1月号)
◎1月販売は41%増
1月の軽自動車販売は、前月比11.2%減となったものの前年比は41.2%増の205.4千台とAnfaveaやアナリストの楽観的予想を上回る成長となり、1月では過去最多を記録した。通常新車販売の落ち込みが観測される年初においても新車市場の勢いは衰えを見せず、納車待ちはPrisma(GM)が最高60日、Hilux(Toyota)は最高90日に達するケースも出ている。ニューカマーの中ではルノーがLogan等の新製品投入が奏功し5位にランクアップする等シェア−を拡大した。(Autoinforme/OESP紙)
(2007年12月号)
◎07年新車販売
07年新車販売(国産車+輸入車)は前年比27.7%増の2.46百万台と過去最多を記録した。Fiat が連続4年でトップを堅持。ニューカマーの中ではホンダがトップとなったが、Renault、Citroenは各々40%台の成長を記録するなど仏勢の勢いが観測された。新車販売に占めるフレックス車のシェア−は06年の78.1%から07年は85.6%へ拡大。(GM紙/Autoinforme)
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