BIZPOINT MONTHLY WATCHING


インフレ率を上回る公共料金値上げ

ブラジル経済は、未だ公共料金など価格のインデクセーションが根強く残っており、中銀の(通貨政策)の手がとどかない部分が少なくない。これは、中銀にとって一つの頭痛の種であり経済安定化へのリスクとなっている。更に、近年の大幅な公共料金の値上げは、庶民の所得との溝を広げ、購買力を更に低下させている。

公共料金サービスは、為替又はIGP(60%が卸売り物価指数で構成され、為替の影響を受けやすい)(*) による価格調整が政府との契約に盛り込まれているため、常にインフレ率を上回る率で調整されてきた。


<IPCA % (拡大消費者指数) >

 

IPCA全体

コアインフレ率*

公共料金**

燃料***

1995

22.40

23.70

37.16

8.87

1996

9.56

6.03

19.45

21.70

1997

5.23

1.82

19.80

16.34

1998

1.65

1.31

5.94

-4.13

1999

8.94

7.90

14.80

47.60

2000

5.97

4.30

7.07

31.10

2001

7.67

6.52

12.30

4.50

2002 1ST.Q

1.49

1.63

3.95

-9.00

出所:IBGE/FIPE  (*)主に工業製品、民間サービス。 (**) 電気、電話、市内バス、燃料など。(***)ガソリン・ディーゼル。

 

(BMW - 2002/4)